スーパーバイザーの役割
フランチャイズビジネスでは、同一のイメージのもとで統一されたサービスを提供することが必要になります。そのために重要な役割を果たす人材がスーパーバイザーです。
スーパーバイザーとは、監督者、管理者という意味で、フランチャイザー(本部)側の人間として、担当するフランチャイジー(加盟者)の店舗の売上や在庫管理、店舗スタッフへの教育支援を行う等して、フランチャイジーがフランチャイザーの経営理念に従って正しい運営をしながら利益を上げるようバックアップする役割を担います。
このスーパーバイザーが遂行する業務で必要な能力はよく「5C+1P」としてまとめられます。すなわち、
・Communication(コミュニケーション)
…フランチャイザーとフランチャイジーの意思や情報の伝達と確認等の仲立ちを行う。
・Consultation(コンサルテーション)
…フランチャイジーの経営に関する相談や指導を行う。
・Counseling(カウンセリング)
…フランチャイジーオーナーや従業員等の人的相談に応じる。
・Coordination(コーディネーション)
…フランチャイザーとフランチャイジー間の諸々の事柄(双方の要望や問題)に関する調整を行う
・Control(コントロール)
…フランチャイジー及びフランチャイザーがそれぞれの義務や責任等を果たしているかの点検や統制を行う。
・Promotion(プロモーション)
…フランチャイザーの展開する販売関連のプロモーションやキャンペーンの実施状況をチェックしたり、フランチャイジーが独自に行う販売企画への相談を受けたり、そのためのフランチャイザーからの支援を獲得する。
というものです。もちろん、スーパーバイザーの具体的な役割は業種によって様々です。ただ、「5C+1P」を駆使して経営指導を行うことができるスーパーバイザーがいることがフランチャイズビジネスの成功のカギとなることは間違いないでしょう。
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