フランチャイズビジネスのデメリット
フランチャイズシステムを構築、展開し、ビジネスがうまくいくとたくさんのメリットがある一方で、当然その構築にはリスクがありますし、また、うまくいかなかった場合のデメリットもあります。そのリスクやデメリットとしては以下のようなものが挙げられます。
・フランチャイズシステム構築およびフランチャイジー獲得に費用が発生する。
・フランチャイジーと経営理念の共有や信頼関係を構築できるかは、実際に契約を締結した後開業しないと分からない面があるため、フランチャイジーの選別にリスクが残る。
・短期間に規模が拡大することにより、フランチャイジーに対する指導、支援が手薄になることで、売上げの伸びないフランチャイジーが増加する恐れがある。
・フランチャイジーの経営やフランチャイジーで雇用されている人材のマネージメントがしにくい。
・フランチャイズ立ち上げ時から立ち上げ後もフランチャイジーに対する研修システムの構築やスーパーバイザー等の経営指導を行うことのできる人材の開発および維持に費用がかかり続ける。
・チェーンイメージを壊すようなフランチャイジーがいるとフランチャイザーやその他のフランチャイジー全体のブランドイメージの悪化に繋がる。
・フランチャイジーによる商標やビジネスモデル、アイディア、ノウハウ等の不正使用の恐れがある。
・ビジネスモデル、アイディア、ノウハウ等やその他の機密内容が第三者に漏洩しやすくなる。
・フランチャイジーとの間に紛争が生じ訴訟になれば、その費用、時間、労力がかかる。
上記のようなリスクやデメリットがあることを念頭において、事前にリスクを回避する仕組みが備わったフランチャイズシステムを構築することが大切だと言えます。
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